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紅海開発会社、次なる事業段階で月額2億6700万ドルの契約発注へ

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29 Aug 2021 12:08:16 GMT9
29 Aug 2021 12:08:16 GMT9
  • 紅海開発会社は「ビジョン2030」が構想する多様化を先導している

アラブニュース

リヤド:ザ・レッドシー・デベロプメント・カンパニー(紅海開発会社・TRSDC)は、次の事業段階へと移行し、リゾート、ヴィラ、ホテルなどを含む月額10憶リヤル(2億6700万ドル)の契約発注を進めていく。最高総務責任者のアハメド・ダルウィッシュ氏がCNBCアラビアに語った。

完了したプロジェクトの大半はインフラや関連設備で、同会社はこれまでそれらの整備に集中して取り組んできたと同氏は述べるが、新たな支出ペースがいつまで続くことになるかは明言しなかった。

サウジアラビアの公共投資ファンドが100%出資する紅海開発会社は、サウジアラビア西海岸沿いの自然がそのままの形で残された90以上の島々を湛える2万8000平方キロメートルのサステナブルな観光リゾート、「紅海プロジェクト」を建設している。2030年の完成時には、そこに8000室を擁する50のホテルと1300の住宅用地ができている予定だ。

最初の段階として、5つの島と本土の2つの用地に、合わせて16のホテルが2022年末から次々と開設されていく。そこには豪華なマリーナ、ゴルフコース、レクレーション施設も設置される。

6月に、1万4000人を超える従業員のための管理施設、市民施設、商業施設の運営を委託するアルシーフ・グループと契約した。同月にはまた、22の群島のひとつであるシュレイラー島と本土とを結ぶ1.2キロメートルの橋の建設会社として、オランダのアルシロドン社を指定した。

紅海開発会社のジョン・パガーノCEOは、5月にドバイで開催された「アラビア旅行博」でのスピーチで、同会社にとっての最大の課題は「その場を破壊」しないことであり、自然を基盤とする観光地の「過度な観光地化」を回避することだと述べている。「結局のところ、環境こそが最も価値ある資産なのです。我々は開発意欲のバランスを図り、時宜に適ったやり方で建設することを信条とし、この場所を特別なものとしている真髄そのものを危機に陥れるまで開発し過ぎることのないようにしています」と彼は語った。

そのために同会社は、世界的なコンサルト会社であるWSPの中東部門に依頼し、同会社のリゾート計画である「コーラルブルーム」の環境的・社会的影響の評価を行った。WSP中東部門の業務の中には、持続可能性、再生力、環境保護を保障すべく、プロジェクトのライフサイクルの中で影響を受ける動植物生息地の特定も含まれる。

これに関して、現時点ではその目標は達成されており、世界の投資家が基準としている環境アセスメントで全体評価100点満点のうち84点というスコアを獲得している。

環境カテゴリーでは、「グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク」の評価で51点満点中49点を獲得した。平均スコアは通常34点だ。

紅海開発会社はまた、管理・開発カテゴリーで50%以上のスコアを達成し、「グリーン・スター」の表彰を受けた。観光産業はサウジアラビアで第2の重要部門であり、紅海開発会社は、持続可能性、環境向上、文化保護、経済活性化を促進する年間を通したユニークな観光サービスを提供することで、「ビジョン2030」が構想する多様化を先導している。

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