
モハメド・アブ・ザイド
カイロ:エジプトは、水路周辺の新たな経済特区の開発に伴い、今年度のスエズ運河通行料収入をパンデミック発生前以上に押し上げることを計画している。
ハラ・アル・サイード計画・経済開発相は、運河のGDPを5.6%増加させ、2021/22年度末までに236.8億サウジリヤル(63億1000万ドル)まで引き上げることを目標としていると語った。
政府のレポートによれば、200 km近い長さを持つ水域の経済的リターンを最大化するために、経済特区を開発してそれをハイテク産業とロジスティクスの集積地区に変えようとしている。
レポートによれば、世界の輸送航路の中でスエズ運河の国際競争力を強化するための努力を支持する要素もある。
コンテナ貨物の総移動の25%とアジア・ヨーロッパ間の海上コンテナ輸送の100%を含め、世界の海上輸送の約10%がスエズ運河を通過している。