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大谷、盟友に厳しい言葉=米メディアから疑問の声も―大リーグ

「信頼していた方の過ちで悲しく、ショック」と大谷は話したが、自身の金銭管理が甘かった可能性も否定できない。(AFP/file)
「信頼していた方の過ちで悲しく、ショック」と大谷は話したが、自身の金銭管理が甘かった可能性も否定できない。(AFP/file)
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26 Mar 2024 06:03:00 GMT9
26 Mar 2024 06:03:00 GMT9

ロサンゼルス:大谷は二人三脚で歩んできた盟友の元通訳に対し、複雑な心境をにじませながらも厳しい言葉を並べた。水原氏の違法賭博疑惑について、「彼が僕の口座からお金を盗んで、みんなにうそをついていた」。「うそ」との表現を繰り返し、淡々とした口ぶりながら表情には無念さも浮かんだ。

問題を把握したのは、20日にソウルで行われたパドレスとの今季開幕戦後。ホテルに戻って水原氏から詳しく事情を伝えられ、「僕の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していた」事実を知ったという。

大谷が現状でできる説明をした一方、質疑応答の時間は設定されず、米メディアから不満や疑問の声も上がった。水原氏がどうやって大谷の口座から送金したのか、少なくとも450万ドル(約6億8000万円)とされる大金が動かされても気付かなかったのか、といった疑問点は残ったままだ。「信頼していた方の過ちで悲しく、ショック」と大谷は話したが、自身の金銭管理が甘かった可能性も否定できない。

記者会見後は、28日の米国本土開幕戦に向けて予定通りオープン戦に出場した。記者会見場で見守ったロバーツ監督は「翔平は正直に話していた」と受け止め、「野球に集中して、いい仕事をしている」と区切りをつけるように言った。大谷も「気持ちを切り替えるのは難しいが、シーズンに向けてまたスタートしたい」と望む一方、事実解明は済んでおらず、幕引きへの見通しはしばらく立ちそうにない。

時事通信

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