
ワン・カルロ・ディアス
UAE(アラブ首長国連邦)は、国内経済を後押しするためのさまざまな新しい対策を導入し、今後9年で1500億ドルの投資を目指す。
9月5日日曜日に発表された戦略には、さまざまな投資の取り組みの他、外国人労働者がUAEで生活し、労働しやすくなる新しいビザ政策が含まれている。
UAEのアブドラ・ビン・トウク・アル・マリ経済大臣は、今後1年で約136億ドルを経済に投資し、開発を10パーセント増加することを目指す政府の計画を発表した。
同大臣は、UAE政府高官らが出席した記者会見で「投資を支援するこれらのプロジェクトにより、UAEは世界で有数の経済国になることに我々は自信を持っている」と述べた。
また、エミレーツ開発銀行への13.6億ドルの投資も発表された。この投資はUAEの産業部門の支援に使用されると大臣らは述べた。
同会合では、ムハンマド・アブドラ・アル・ゲルガウィ内務大臣、スルターン・アル・ジャーベル産業・先端技術大臣、サーニー・アル・ゼイユーディ外務担当国務大臣、オマール・アル・オラマ人工知能・デジタル経済・リモートワーク応用担当国務大臣などの政府高官がスピーチをした。
また大臣らは、デジタル産業および第四次産業革命(4IR)技術による同国の野心的な経済目標達成への貢献の可能性を強調した。
アル・オラマ大臣は、年間約6万4千人~10万人のプログラマーをUAEに呼び込む計画を明らかにした。
この計画は、中東のシリコンバレーになることを目指すUAEの取り組みの強化に役立つとアル・オラマ大臣は述べた。
先週、ドバイ首長のムハンマド・ビン・ラーシド殿下とアブダビ首長のムハンマド・ビン・ザーイド皇太子殿下は、UAE建国50周年を記念し、今後数週間以内に50の経済計画を発表すると述べた。