
OPEC(石油輸出国機構)とその協力国は2022年第1四半期の石油価格を、1バレル70ドルに維持することを目指すとイラク石油相が述べた。またOPECは、「価格の安定が続いていれば」10月の会合において、現行の生産量合意の維持を確認する見通しだと付け加えた。
国内北部のクルディスタン地域の生産量を含むイラクの9月の石油総輸出量は、日量平均340万バレルとなる見込みであると、同国の石油大臣であるイフサン・アブドルジャッバール氏が19日、バグダッドで行われた記者会見で述べた。
一方、今後ロックダウンや石油価格の下落が起きた場合、来月行われるOPECの会合での決定に何らかの影響が出る可能性があるとも警告した。
ロイター