
東京
日本のファッション業界王の前澤友作氏が金曜日、9億ドルの給与を受け取った日の映像を投稿した。これは自身が創業したオンラインファッション小売業ZOZOの保有株式の一部をソフトバンクグループに売却して得たものである。
YouTubeに投稿したビデオの中で、前澤氏は通帳記帳をするために東京の銀行を訪れた。記帳された通帳には約1000億円(9億ドル)の新しい残高が記帳されていた。
「ハラハラするな~!」と前澤氏が銀行に入りながら言う。
ソフトバンクの国内ワイヤレス部門傘下のZホールディングスが株式公開買い付けを行い、今月ZOZOの株式の半分を取得したことにより、前澤氏はこの棚ボタを手に入れるに至った。
この取引の結果、このファッション企業の前澤氏の株式保有分は18パーセントとなった。
この取引の売却益は1500億円だったが、3分の1は既に借金の返済に充てられたと、前澤氏はおかかえ運転手が運転する車の席からYouTubeビデオで語った。
元パンクバンドのドラマーだった前澤氏は高級アートやスポーツカーに対する情熱で有名だ。
前澤氏は、ソフトバンクの創業者である孫正義氏と緊密な関係にあり、イーロン・マスク氏が経営するスペースXのロケットで月の周回旅行に行くことを計画しているが、一連の新規構想の失敗からZOZOのCEOの座を退いた。
この取引は、ソフトバンクが裕福な企業設立者に対して行った最も最近の支払いである。
この巨大な投資会社は9月にオフィスシェア事業のスタートアップ、WeWorkを救済したが、その際には共同創設者であるアダム・ニューマン氏を退出させるために17億ドルを支払った。
ロイター