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リヤド:サウジアラビアの未来投資イニシアチブ(Fll)のフォーラムが今月、リヤドにて開催される予定だが、そこで新たな投資契約が発表され、2017年のFll発足以来、同イニシアチブにおける取引の総額が1250億ドルに達する見込みだ。
Fllとして知られる同イニシアチブは、10月26〜28日にかけてリヤドにて開催される世界的なフォーラムに先立ち、BNYメロン、HSBC、リライアンス・インダストリーズ、ソフトバンク・ビジョン・ファンドを含む16の国際企業と提携を結んだ。
フォーラムでは、「人類への投資」をテーマに掲げ、人工知能(AI)やロボット工学、教育、ヘルスケア、持続可能性といったトピックについて議論が行われる予定。
サウジ国営通信(SPA)によると、Fll財団のCEOであるリチャード・マティアス氏は、パートナー企業によって「我々の使命を支援する上で極めて重要な、独自の専門知識や戦略、構想面における指導力がもたらされる」と述べた。
「我々のパートナーは公・民間双方の部門からなる優良企業・組織であり、そのすべてが、課題に取り組み、人類に奉仕するために我々と協力することについて、熱意を表明しています」と、マティアス氏は付け加えた。
サウジアラビア、未来投資イニシアチブのフォーラムが今月、リヤドにて開催される。そこで新たな投資契約が発表され、同イニシアチブ下の総取引額が1250億ドルに達する見込みだ。