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石油価格が下落、供給懸念の緩和で

スタバンゲルの西、北海のヨハン・スヴェルドルップ油田の油田センター。月曜のブレント原油は1.3%安の1バレル42.28ドル、米国ウェスト・テキサス・インターミディエイトは60セント安となった。(AFP)
スタバンゲルの西、北海のヨハン・スヴェルドルップ油田の油田センター。月曜のブレント原油は1.3%安の1バレル42.28ドル、米国ウェスト・テキサス・インターミディエイトは60セント安となった。(AFP)
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13 Oct 2020 07:10:45 GMT9
13 Oct 2020 07:10:45 GMT9
  • 米国の生産者はハリケーン・デルタが過ぎて生産の回復を開始、ノルウェーで生産に影響を与えていたストライキも終了

ロンドン: 月曜の石油価格は下落した。リビア最大の油田で起こった不可抗力が解除されたこと、生産に影響を与えていたノルウェーのストライキが終了したこと、およびハリケーン・デルタが過ぎて米国の生産者が生産を回復し始めたことが材料となった。

ブレント原油は57セント(1.3%)安の1バレル42.28ドルとなり、米国ウェスト・テキサス・インターミディエイトは60セント(1.5%)安の40.00ドルに値を下げた。

「生産の混乱が終わったことが全て…(それらの材料は)需要の懸念が継続している時期には役立たない」と、UBSの石油アナリスト、ジョバンニ・スタウノボは述べた。

石油輸出国機構(OPEC)のメンバーであるリビアの生産量は、シャララ油田での不可抗力が日曜に解除されたことを受け、355,000バレル/日(bpd)に増加すると見込まれている。

リビアの生産量の増加は、OPECにロシアを含む同盟国を加えたグループOPEC+と、価格を支えるため供給を抑えるその努力に、難題を突きつけることになるだろう。

「もしCOVID-19関連の新たな、またはより厳しい感染緩和対策のせいで石油需要の回復が難しい状況が続けば、(OPEC+)生産国グループは計画していた自主的な生産量削減の段階的緩和を見直す必要があるかもしれない」と、BNPパリバのアナリスト、ハリー・チリンギリアンは述べた。

両原油銘柄の期近物価格は先週9%以上上昇し、ブレントにとっては6月以来最大の週間上昇幅となった。しかし金曜にはノルウェーの石油会社が労働組合当局者と協定を結びストライキが終了したことで、両銘柄とも値下がりした。このストライキは25日金曜近くまで、同国の石油・ガス生産量が落ち込む恐れを生じさせていた。

米国メキシコ湾のエネルギー生産に過去15年で最大の打撃を与えたハリケーン・デルタは、週末に温帯低気圧まで勢力を落とした。

日曜には労働者たちが生産プラットフォームへ戻り、フランスの石油大手トータルはテキサスのポート・アーサー製油所で225,500bpdの生産再開に取り組かかっている。

また、石油価格はCOVID-19新規感染者数の急増にも圧力を受けた。この増加により、さらなるロックダウンの懸念が生じている。

感染者数は米国中西部で過去最高レベルを記録している。

一方でゴールドマン・サックスによれば、米国大統領選の結果が石油・天然ガスの強気な見通しに影響を与えることはなさそうで、民主党が圧倒的な勝利を収めればそれらの市場部門にとってポジティブな触媒作用となる可能性があるという。

ロイター

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