
ジアッド・サバ
10月18日に国際機関協働データイニシアチブ(JODI:Joint Organization Data Initiative)が発表したデータによると、8月のサウジアラビアの原油輸出量は7か月ぶりの高水準に達した。
8月のサウジアラビア王国の輸出量は日量約645万バレル(bpd)で、7月の632万7千バレルから増加した。
8月は原油生産量もわずかに増加し、7月の947万4千バレルから956万2千バレルとなった。8月の原油生産量は前年同月比では6.4パーセント増加した。
王国の原油輸出量は同様の傾向を示し、前年同月比8.1パーセント増となった。
発電用途での石油の使用量を測定している原油の直接使用量は、8月に日量65万4千バレルに減少した。JODIのデータによると、7月は69万1千バレルとなっていた。
発電用途での石油消費量は前年同月比で6.8パーセント減少した。
また、サウジアラビアの原油在庫量もわずかに減少して、7月の1億3511万バレルから8月には1億3316万バレルとなった。原油在庫量は前年同月比では8.5パーセント減少している。