
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下が12日、同国の公的投資基金(PIF)は2021年、地方に840億サウジアラビア・リヤル(224億ドルに相当)の投資を行ったが、2022年にはさらに1500億SR(サウジアラビア・リヤル)の投資計画を立てていると述べた。
サウジアラビアは様々な財源から歳入を生み出しており、同時に支出の効率性を高めていると、皇太子殿下の発言を引用する形でサウジ通信(SPA)が報じた。
同国の2022年度予算は昨年発表された中期計画に準じて、支出額を維持することが確約されていると皇太子殿下は伝えた。
また殿下は、2022年度予算では、コロナ禍が明けた後のサウジアラビアの財政・経済目標を達成することを目指していると述べた。
皇太子殿下は加えて、2030年のサウジアラビアの総支出額はPIF投資や民間部門、政府支出を含め7兆2000億SRに達すると推定されていることにも言及した。