
アラブニュース
リヤド:時価総額2兆2,400億ドルとなったサウジアラムコは、世界で最も価値の高い企業であるアップル(時価総額2兆6,000億ドル)に追いつく寸前である。
同社の株式は上場以来最高値にまで急騰しており、マイクロソフトを抜いて世界で2番目に価値の高い企業としての地位を獲得した。
サウジアラビア時間午前11時4分現在の株価は、同社が155億ドルのパイプライン取引を完了したことを受け、42サウジアラビア・リヤル(11.2ドル)で取引されている。
その30分ほど前は0.4%安の40.4サウジアラビア・リヤルと、前日の終値で達成した過去最高値の40.55サウジアラビア・リヤルからやや値を下げていた。
本日の急騰は、ロシアが今朝、ウクライナに対して軍事行動を開始したことで、原油価格が2014年以来となる1バレル100ドルを超えて値上がりしている中で起こった。
水曜、アラムコ、およびブラックロックとハサナの関連会社が率いる国際投資コンソーシアムが、ガスパイプラインの取引が無事成立したことを発表し、同社の評価額は過去最高の2兆2,000億ドルに達していた。