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日航、赤字1770億円に拡大=国内線の利用低調―22年3月期

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16 Apr 2022 02:04:42 GMT9
16 Apr 2022 02:04:42 GMT9

日本航空は15日、2022年3月期の連結業績予想を下方修正し、純損益の赤字幅が従来予想の1460億円から1770億円に拡大すると発表した。赤字は2年連続。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大で「まん延防止等重点措置」が適用され、国内線の利用客が想定を下回った。赤字幅は前年の2866億円から縮小するものの、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で燃油価格が高騰するなど、今後も厳しい事業環境が続く。 

昨年末にかけて回復傾向にあった国内線旅客は、年明け以降に感染者数が急増したため、大きく落ち込んだ。出入国規制が続く国際線旅客も依然として低迷。好調な国際線貨物事業は収益を押し上げるが減収分を補えず、売上高に当たる売上収益の見通しも従来の7660億円から6820億円に引き下げた。

燃油価格の高騰による業績への影響については、22年3月期は燃料を事前に確保していたため「限定的」としている。ただ、23年3月期はコスト増につながる可能性がある。

同社は22年3月期決算を5月6日に発表する。

時事通信

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