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- 30 May 2025
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リヤド：サウジアラビアのスーパーマーケットチェーン、タミミ・マーケット（Tamimi Markets）は、国内初のスマートファーム開発を目指し、日本の三井物産、イタリアの農業技術プロバイダーZero SRLと合弁会社を設立。
声明によると、3社は国内の食糧安全保障と持続可能性の需要に対応するため、サウジアラビアのアル・ハルジ地区で次世代型垂直スマートファームを開発することを目指している。
リヤドを皮切りとして、この新規合弁会社は従来の農法より水の消費量を最小限に抑えながら新鮮な農産物を市場に提供する。農場から商品棚までの距離が近いのも特徴だ。
「ハイパーローカルで新鮮な農産物を私たちの店舗に持ち込めば、物流コストを削減し、棚に並ぶまでの流通日数を短縮できます。また、二酸化炭素排出量を削減するとともに、顧客に優れた品質の商品を提供することで、さらなる差別化が可能になります」とタミミ・マーケットのゼネラルマネージャー、ボビー・ラジェンドラン氏はそのように述べた。
「サステナビリティは、ビジネスとサウジアラビアの両方に利益をもたらします」と彼は述べた。
こうした動きは、世界的なニーズの高まりに対応したスマート農業および環境ソリューションの実現に向けた同国の取り組みに対する大きな支えとなっており、「サウジ・ビジョン2030」にも沿っている。
三井物産のアグリイノベーション事業部ゼネラルマネージャーのゴミ・トモハル氏は、タミミ・マーケット社およびZero SRL社と共同でサウジアラビア初となる次世代型スマート垂直農園を開発できることを楽しみにしていると述べている。
