
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの公的投資基金(PIF)が支援する米国の配送サービス企業のウーバー・テクノロジーズが、日本のフードデリバリー事業の決済サービスにおいて電子商取引企業の楽天と連携すると、ブルームバーグが報じた。
決済サービスは4月末にはウーバーイーツに導入される予定で、ウーバーは近い将来、同社のモバイルアプリにも適用する計画を立てている。
ウーバーがサービスの利用性向上によって国際的な市場の拡大を目指す中で、今回の連携が発表された。
新たなサービス提携において、楽天のアカウント保有者は事前にウーバーのアカウントを登録することなく、ログインすることができるようになる。
また、楽天ペイによりクレジットカードでの支払いや、楽天ポイントの受け取り・利用が可能となる。
ウーバーイーツは現在、世界中で6000都市以上に展開しており、日本においては昨年、47都道府県への進出を完了した。
それに加え、日本では1万5000店舗以上のレストランパートナーと10万件以上のデリバリーパートナーを有しており、楽天サービスを導入することで、事業のさらなる拡大を目指す。
PIFはウーバーに35億ドルを出資しており、持株比率3.75%の株主となっている。