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リヤド: サウジアラビアの公的投資基金(PIF)は、57億サウジ・リヤル(15億ドル)のキングダム・ホールディング・カンパニー株式について、アル・ワリード・ビン・タラール王子から購入する取引を締結した。
ブルス(証券取引所)のファイリングによると、キングダム社全株式の16.87%にあたる6億2500万株がPIFに譲渡される。
取引が完了し次第、ワリード・ビン・タラール氏の持分は78.13%に減少する。
リヤドを本拠地とするキングダム社は1980年に創業し、現在はさまざまなセクターへの投資活動に従事している。
この動きに呼応し、キングダム社の株価は8.8%上昇し、22日(日)の前場の取引における代表的な値上がり銘柄となった。株価はサウジアラビアの現地時間の午前10時53分現在、9.89サウジ・リヤルとなった。