日本の日経インデックスは、世界経済の先行きに対する警戒感から、テクノロジー株を中心に下落し、安値で閉じた。
日経平均株価は小幅な値動きを繰り返した後に27,279.80で0.33%安く終値を迎えた。
千葉銀行資産運用リサーチ部門ジェネラルマネージャーの森田じゅん氏は、「日本市場は、金曜日の米国市場の上昇に伴い上昇したが、投資家はさらなる賭けに出るほどの積極性はなかった。」と述べた。
日経平均株価は、月曜に上海が景気活性化政策と街のロックダウン緩和を発表したのちに1ヶ月以上ぶりに最高値に達した。
東証株価指数は0.51%減の1,912.67となった。
大和証券ストラテジストの細井秀司氏は供給不足と商品価格の高騰が継続によって投資家は慎重になっていると述べた。
中国の経済が再びひらけば、需要が増大し、エネルギー価格の上昇は続くことになる。
東京エレクトロンは1.29%下落し、日経における最も大きな下落となった。携帯会社KDDIは1.41%下落し、ロボット会社ファナックは0.99%の下落。
石油開発会社は5.93%上昇し、東京証券取引所の33の業種別部門のうち最も高い上昇率となった。
インペックスは6.20%上昇し、日経平均の上昇率トップとなり、自動車メーカーのスバルがそれに続き4.45%上昇した。
日経平均株価では、61の上昇と158の下落が起きた。
東京証券取引所における株式の売買高は23億3,000万株で、過去30日 の平均値は12億7,000万株でした。
ロイター