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FIFAワールドカップがサウジアラビアの観光業を後押し、副大臣が見通し

サウジアラビア観光省で投資誘致を担当する副大臣、マフムード・アブドルハディ氏
サウジアラビア観光省で投資誘致を担当する副大臣、マフムード・アブドルハディ氏
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10 Jun 2022 12:06:50 GMT9
10 Jun 2022 12:06:50 GMT9

ファハド・ アブジャダイエル/ニルマル・ナラヤナン

ジェッダ:カタールで開催されるFIFAワールドカップにより、サウジアラビアの観光業は促進されるだろうと、サウジアラビア観光省で投資誘致を担当する副大臣、マフムード・アブドルハディ氏は語る。

11月21日に開始予定のサッカーW杯カタール大会の会場は、サウジアラビアのアハサー地方に近いため、この大会が海外からの旅行客がサウジアラビアの観光地を訪れるきっかけになるだろうとアブドルハディ氏は確信している。

「W杯が近づき、我々は一部の人々にサウジアラビアに滞在してもらえればと考えています」とアブドルハディ氏はアラブニュースに国連世界観光機関(UNWTO)の第116回理事会の際の独占インタビューで語った。

「好きなときに試合を見にカタールへ行き、戻ってこられます…サウジアラビア国内の主要な観光地を宿泊の拠点にする(ことができる)のです。その1つがカタールに近いアハサーです」

副大臣はまた、サウジビジョン2030で示された目標が着実に達成されつつあり、国内の主要なホテル業者は2025年までに部屋数を大きく増やす予定でいるとも述べた。

「主要な国際ホテル業者は、サウジアラビア国内で部屋数を飛躍的に増やそうとしています。2025年までに、5万以上の部屋数の増加が見込まれています。これは大きな達成です」

副大臣によれば、サウジアラビアは2030年までに世界で5本の指に入る観光地になることを目指しており、同国での観光業界の未来は、国内外を問わない投資に支えられるだろうということである。

もっとも、副大臣はパンデミックの影響で人々が国際的な投資には慎重になっている点も明確にしている。

しかしながら、彼はサウジアラビアが海外からの投資を引き付けるだけの観光地として浮上しつつあるともはっきりと述べている。

「パンデミックの後、人々は世界的に国境を越えた投資には以前よりやや慎重になっています。しかし、我々は観光地としてかなりの関心を集めるだけの存在だと証明しています。そして、今はその関心を現実の投資に変えていこうとしている段階なのです」とアブドルハディ氏はアラブニュースに語った。

さらには、「国内では、我々は必要な投資を受けられるだけのエコシステムを構築すること、そしてそれを観光客と投資家の視点から見て有益なものに作り変えていくことに焦点を当てています」

アブドルハディ氏はまた、世界の観光業を牽引しているのは民間企業であること、サウジアラビアでも同様の変革が起きて、大企業も中小企業もそれぞれに観光業に寄与するチャンスが与えられることを期待していると述べた。

「現状からさらに前に進みたいと思います。少なくともサウジアラビア国内で、民間企業が観光業界を動かす原動力となり、自立することが必要です。したがって、我々は大企業からの投資を強く希望しています。しかし同時に、我々は観光業界全体が中小企業に支えられていることも認識しています」とアブドルハディ氏は付け加えている。

サウジビジョン2030で概略が示された目標を再確認しながら、アブドルハディ氏はGDPの10%を観光業で創出することを目指すとも語った。

また、2030年までに1億人以上の観光客を呼び込んで、観光業界で100万人の雇用増を達成したいとも表明した。

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