
インターネット通販大手アマゾンの日本法人は26日、今年10月までに全国18カ所に宅配拠点「デリバリーステーション」を開設すると明らかにした。現在の国内約30拠点から45拠点以上に拡大し、自社の物流網を強化。北海道を除く全国の都市部を中心に注文翌日に配送できるようにする。
青森、岩手、秋田、長野、香川、徳島、愛媛、高知、熊本、沖縄の10県では初の拠点開設となる。商品を手渡しせず、指定した場所に置いておく「置き配指定サービス」も利用できるようになる。
同社は、拠点の新設により5000人以上の雇用を創出するとともに、「置き配」の拡大で顧客の利便性向上やドライバーの負担軽減につながると説明している。
時事通信