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日産、純利益58.9%減=原材料高騰、利益を圧迫―4~6月期

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29 Jul 2022 12:07:26 GMT9
29 Jul 2022 12:07:26 GMT9

日産自動車が28日発表した2022年4~6月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比14.2%減の649億円、純利益が同58.9%減の471億円となった。世界的な半導体不足や新型コロナウイルスの感染拡大による中国・上海のロックダウン(都市封鎖)の影響に加え、鋼材など原材料価格の高騰が響き、円安によるプラス効果を上回った。 

売上高は、同6.4%増の2兆1373億円だった。通期の業績予想は据え置いた。

4~6月期は、鋼材やアルミ、樹脂などの原材料価格の高騰により営業利益ベースで507億円のマイナス効果があり、円安・ドル高に伴う輸出採算の改善など為替のプラス効果257億円を打ち消す格好となった。

販売台数は、上海ロックダウンや半導体不足で同21.8%減の81万9000台にとどまった。アシュワニ・グプタ最高執行責任者は決算説明会で「上海ロックダウンの影響は解消されて改善が見られる」と強調。通期の販売目標400万台は維持する考えを示した。

時事通信

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