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マツダが、新型コロナウイルス感染症のロックダウンの後、中国製品への依存を下げるべく努力

日本のマツダ株式会社は金曜日、部品のサプライヤーに日本での在庫を増やすよう要請すると発表した。(資料写真/ロイター)
日本のマツダ株式会社は金曜日、部品のサプライヤーに日本での在庫を増やすよう要請すると発表した。(資料写真/ロイター)
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13 Aug 2022 01:08:58 GMT9
13 Aug 2022 01:08:58 GMT9

日本のマツダ株式会社は、上海における新型コロナウイルス感染症のロックダウンで供給が不安定になり、生産に支障が出たため、部品供給会社に日本での在庫を増やし、中国以外で部品を生産するよう要請する予定であると、金曜日に述べた。

広島に本社があるマツダは、パンデミックと地政学的緊張がビジネスに不透明感を与えていることによって試練に見舞われている、無秩序に広がったサプライチェーンの脆弱性を強調した。

日本の自動車メーカーであるマツダは火曜日、中国における厳しい新型コロナウイルス感染症対策に起因する混乱により、会計年度第1四半期に195億円(1億4,440万ドル)の営業損失を計上した。

マツダは、組み立てに必要なチップや重要な自動車部品を中国に持ち込んだが、上海が封鎖されている間、それらの部品を受け取ることができなかったという。

マツダの取締役専務執行役員である向井武司氏によると、マツダの直接のサプライヤーが日本や欧州の企業であっても、中国経由の部品はあるという。

向井氏は、「当社の場合、以前から中国経由で部品調達を進めていたこともあり、ロックダウンの影響を一番に受けてしまいました」と述べた。「今回の(新型コロナウイルス感染症ゼロ)政策では、重要なのは(部品を)確保し続けることです」

マツダは、長期的な新モデル設計のためにサプライヤーと契約を結ぶ際、国内在庫の増加や中国以外での生産の多様化を考慮することを目指すと、向井氏は述べた。

また、拠点間の物流頻度を減らす方法として、調達構造の簡素化も目指すという。

マツダの常務執行役員である毛籠勝弘氏は、「グローバルに事業を展開していくにあたり、もはやこれまでのようなグローバル化の時代ではないという認識のもと、現在の変化に対応していく必要があります」と述べた。

ロイター

 

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