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燃料デブリ取り出し延期=23年度後半目指す―福島第1原発

今年2月から取り出しに使うロボットアームの試験をした結果、炉内での接触を防ぐための改良が必要と判明。(AFP)
今年2月から取り出しに使うロボットアームの試験をした結果、炉内での接触を防ぐための改良が必要と判明。(AFP)
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26 Aug 2022 02:08:46 GMT9
26 Aug 2022 02:08:46 GMT9

東京電力福島第1原発2号機からの、溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しについて、東電は25日、年内の開始を延期し、2023年度後半を目指す方針を明らかにした。デブリ取り出しの延期は2度目。廃炉作業全体のスケジュールへの影響はないとしている。

東電は当初、21年中にデブリの試験的な取り出し作業に取り掛かる予定だった。だが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で準備に遅れが生じ、22年中に開始時期を遅らせていた。 

今年2月から取り出しに使うロボットアームの試験をした結果、炉内での接触を防ぐための改良が必要と判明。作業現場の準備にも時間がかかるため、準備期間を延ばす必要があると判断した。

東電福島第1廃炉推進カンパニーの小野明代表は記者会見で「拙速に進めて安全をおろそかにはできず、慎重の上にも慎重に進める必要がある」と話し、理解を求めた。

時事通信

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