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サウジ女性パイロット訓練生、飛行への熱意で掲げる高い志

リヤド出身の学生パイロットであるアミラ・アル=サイフ氏は、家族内で初めて航空業界に興味を持った。(提供)
リヤド出身の学生パイロットであるアミラ・アル=サイフ氏は、家族内で初めて航空業界に興味を持った。(提供)
19 Nov 2019 11:11:06 GMT9
  • アミラ・アル=サイフ氏は、49名いる第一陣女性訓練生のうちの1人だ

 

ドバイ、カテリナ・カダバシー

王国初の女性職業パイロットとなったヤスミーン・アル=マイマニ氏の業績に倣おうとするサウジ女性は今、その機会を得た。オックスフォード航空アカデミーが、飛行授業を受けてライセンスを得るためのそのドアを、彼女たちに開いたのだ。

パイロットの翼を手に入れようと張り切る、それら女性たちの1人が19歳のアミラ・アル=サイフ氏だ。彼女は、王国を代表する航空会社のサウジ・エアラインズ(サウディア)で飛行機を飛ばす夢を叶えるために同航空アカデミーへ入学した。

「私たち女性に対して、素晴らしい支援が提供されています」とドバイ航空ショーの場外で、同アカデミーでの経験について聞かれたリヤド出身のアル=サイフ氏はArab Newsに語った。

アル=サイフ氏は、49名いる第一陣女性訓練生のうちの1人だ。うち6名はすでにグランドスクールに入っている。彼女らはまず英語、数学、物理、その他の基本知識の習得を要する過酷なコースを終えた後、2021年の始まりまでにライセンスを取得することが期待されている。

彼女はまた、家族で初めて航空業界に興味を持った人物でもある。

基礎プログラムに合格すると、実践授業のためにグランドスクールへと移ることができる。その後にプライベート・パイロット・ライセンス、計器評価、商業パイロット・ライセンスの3つのライセンスを得て、理想的には2年で卒業することになる。

パイロット研修のために海外での受講を強いられることがなかったアル=サイフ氏は、自身を幸運だと考えている。アル=マイマニ氏はライセンスを得るために王国を出なければならず、またネスマ航空に最終的に雇用されるまでには、長い期間待たなければならなかった。

飛行スクールは英国に拠点を置くオックスフォード飛行アカデミーの公認分校で、ダンマームのキング・ファハド国際空港にある。

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