
アラブニュース・ジャパン
東京: 11月の日本の原油輸入先は4分の3以上(76.3%)がUAEとサウジアラビアが占め、それぞれ41.5%(3210万バレル)と36.3%(2816万バレル)だった。
サウジアラビアから日本への原油輸入量は前月の3160万バレルより減少、UAEも前月3393万バレルから減少した。
11月の総輸入量は7753万バレルで、前月の8458万バレルから減少、日量は258万バレルだった。
クウェート、カタール、バーレーン、オマーン、中立地帯(サウジアラビアとクウェート間)からの輸入はそれぞれ9.4%、5%、1.3%、1.3%、0.6%で、経産省の統計によると11月、アラブ諸国からの原油が日本の需要の95.4%を占めた。
エクアドル、オーストラリア、ベトナム、マレーシア、インドネシアからの日本への輸出は、11月の全体消費量のうち5%未満だった。
米国の制裁に従って日本企業が課したロシア・イラン産石油に対する禁輸措置は11月も続いたが、日本は依然として、必要量の約8%のLNGを制裁が免除される二国間の投資開発協定に基づきロシアのサハリン地域から輸入している。