
アラブニュース
リヤド:工業鉱業情報センターによると、サウジアラビアは11月に82件の新規ライセンスを承認した。総額72億サウジアラビア・リヤル(19億ドル) 相当の工業プロジェクトが承認され、ライセンス付与は前月比5.1%増となった。
2022年11月に付与されたライセンス数は、前年同月の付与数を14件上回った。
新規工業ライセンスの取得率は小企業が85.3%、次いで中企業が12.2%、零細企業が2.44%となっている。
新規ライセンスは、食品、非金属鉱物製品、機械設備を除く成形金属の製造など、6つの産業活動に付与されている。
その他の活動は、紙・紙製品、衣料品、化学薬品・化学製品の製造となっている。
これに加えて、同月末までの同国内の既存工場数は10,742に達し、投資額は1兆4,000億サウジアラビア・リヤルに達した。
11月中に約50工場が生産を開始し、投資額は8億3,000万サウジアラビア・リヤルで、非金属鉱物の11工場がトップ、次いで食品の10工場、そして化学製品の6工場となっている。
次いで、ゴム・プラスチック、ベースメタル、金属の順で、それぞれ4工場となっている。
また、生産を開始した工場の90%は国営工場で、次いで外資系工場が6%、合弁企業が4%となっている。
報告書ではリヤド、東部地域、マッカ、マディーナ、アシール、カスィーム、ジーザーン、ハーイル、アルジャウフ、ナジュラーンなど10の地域に新しい工業ライセンスが付与されたことも明らかになっている。
同報告書によると、2022年初めから11月末までに同省が発行した工業ラインセンスの総数は885件にのぼっている。