ニルマル・ナラヤナン

リヤド：サウジアラビア総合統計庁（GASTAT）が発表した最新データによると、2022年11月のサウジアラビアの石油輸出額は2021年同月比で11.8％増の95億サウジリヤル (25億3000万ドル)となった。

GASTATはその報告書の中で、2022年11月のサウジアラビアの商品輸出全体が前年同月比で3.6%増加したと述べている。

2022年11月の商品輸出全体の総額は128億サウジリヤルで、前年同月の1,088億サウジリヤルから増加した。

「輸出全体に占める石油輸出の割合は、2021年11月の74.0%から2022年11月には79.8%に増加した」とGASTATは報告書の中で述べている。

その報告書によると、再輸出を含むサウジアラビアの非石油輸出は、2022年11月は2021年同月比19.7%減の227億サウジリヤルだった。

GASTATの報告書はさらに、再輸出を除くサウジアラビアの非石油輸出も2022年11月に前年同月比で18％減少したと指摘している。

また、2022年11月のサウジアラビアの商品輸入全体は26.5％増の627億サウジリヤルであったと報告された。

GASTATの報告書によると、11月に最も多く輸入された商品は機械、機械器具、電気機器部品で、商品輸入全体の20.4％を占めた。

2022年11月の中国への輸出は206億サウジリヤル、輸出全体の18.3%に達し、中国がサウジアラビアからの主な輸出相手国であった。

輸出総額に対する割合は、中国に続いて、日本が117億サウジリヤル、インドが103億サウジリヤルだった。

それ以外にサウジアラビアの輸出相手国トップ10に含まれたのは、韓国、米国、アラブ首長国連邦、エジプト、オランダ、ポーランド、バーレーンだった。

サウジアラビアへの輸入においても中国がトップで、144億サウジリヤルで全体の23％を占めた。

米国が続き、2022年11月の輸入額は62億サウジリヤルで、サウジアラビアの輸入額の9.8%に相当した。3位はアラブ首長国連邦で、全体の5.3％を占める33億サウジリヤル相当の輸入だった、と報告書は示している。

サウジアラビアに商品が到着した港の中で、ジェッダ・イスラム港が輸入総額の26.8%に相当する168億サウジリヤルで、トップだった。