



リヤド:サウジアラビアの首都で26日に閉幕した「Riyadh Global Medical Biotechnology Summit 2023」では、11の取り決めが交わされた。
イベントは2日間に渡って開催され、バイオテクノロジーに関する話題やアイデア、目標について話し合われた。その目的は、現代的かつ革新的な医療産業を生み出すため、分野の発展に寄与して業界・投資のトレンドを推進することだと主催者は語った。
国内および海外の専門家や研究者が講演し、前例のない医療課題の解決のために国際的な協力や世界的な産学連携の重要性を強調した。
講演者は、バイオテクノロジーに投資することで、科学的進歩や業界の技術革新のための世界的な医療ソリューションを通じて、新たな製品を開発し、経済成長を成し遂げることができると力説した。
サミットでは、医療バイオ技術分野の有力者と政府機関、国内外の企業との間で11の覚書や協力合意が締結された。
これと平行して見本市も開催され、王国の研究機関や大学のほか、国内外の製薬企業やワクチンメーカーが展示を行った。薬やワクチンに関する最新の研究やイノベーションが紹介され、薬の安全性向上のための目標も示された。
サミットは、国家警備隊健康局、キング・アブドゥラー国際医療センター、キング・サウード・ビン・アブドルアジーズ健康科学大学が投資省の協力を得て共催した。ムハンマド・ビン・サルマン王子主導の下で開催され、国家警備隊大臣であるアブドゥラー・ビン・バンダル王子がサルマン王子の代理で開幕を宣言した。
2日間のイベントの目的は、省と他の政府機関との連携を深め、医療バイオ技術関連分野の質を向上させることだったと主催者は述べている。
SPA