• Team Vitalityがヤス島のエティハド・アリーナにおける決勝でFaze Clanを破り、Counter-Strikeコンテストの賞金総額100万ドルの一部を獲得

アラブ・ニュース

アブダビ：Team VitalityはBLASTプレミアワールドファイナル2023のチャンピオンに輝き、日曜日にアブダビのエティハド・アリーナで開催されたTier Oneのグローバルeスポーツトーナメント閉幕時に賞金総額100万ドルにおける分配金を獲得した。

決勝では、Team Vitalityがスリリングな対戦でFaze Clanを破り、名誉ある大会で初優勝し、2023年の世界最高のCounter-Strikeチームとして今年を終えた。

5日間にわたるこのトーナメントは、世界的なeスポーツトーナメント主催者であるBLASTが、アブダビ政府のゲーミングイニシアチブであるAD Gamingと提携して主催し、世界上位8チームが参加した。

Team Vitalityはトロフィーを獲得しただけでなく、最高賞金の50万ドルも獲得し、別名apEXとしても知られるキャプテンのダン・マデスクレア氏は、優勝できたことを喜んだ。コペンハーゲンでの春秋優勝に続く２年連続のタイトルとなった。

「スコアが示唆するものにかなり近かった」とapEXは語った。「いくつか厳しい点もあったが、目標は一緒に落ち着いて行動することであり、Counter-Strikeを上手くプレーすることができた。これからも新年に向けてこのまま勝ち進んでいきたい。」

「主要なトロフィーを2つ連続で獲得できるのは最高の気分だ。BLASTプレミアワールドファイナルで優勝できてこれ以上何も言うことがないほどだ。エティハド・アリーナにはたくさんの人がいて、良い雰囲気があり、多くの人がショーを楽しんでいるのを見ることができて嬉しかった。」

また、最終日にはインドのTrue Rippers EsportsがShowmatchのゲームでパキスタンのTeam WahWahと対戦し、優勝した。True Rippersのハマド・チョードリー氏は「素晴らしい経験だったし、プロの選手たちとプレーするのは楽しかった。本当に夢が叶ったし、楽しい経験になった」と語った。

昨年の成功に続き、BLASTプレミアワールドファイナルがアブダビで開催されるのは2年連続である。そして2023年のイベントは、いくつかのステージ外のエンターテイメントやアクティビティを備えたさらに大規模なものになった。

地域のeスポーツエコシステムを成長させ、新たな視聴者を引き付けるためのBLASTの取り組みの一環として、拡張されたBLASTゾーンが開催された。これは、中東および北アフリカ地域で2025年までに50億ドルに成長すると見込まれているこの上り調子のゲーム業界について、観客がさらに理解を深める機会を提供した。

コンテストのプログラムディレクターであるアンドリュー・ハワース氏は次のように述べている。「BLASTプレミアワールドファイナル2023の計画を立て始めたとき、2022年の成功に続き、常に基準をさらに高くすることが私たちの意図であり、その目標を達成できて大変うれしく思っています。」

「2日間にわたって、さまざまな国籍や年齢の何千人もの大人や子供たち、さらには学生や家族が集まり、eスポーツがいかにエキサイティングであるかについて、そしてゲームがもたらす可能性について、それを自分の目で確かめることができたのは素晴らしいことでした。」

「世界的なeスポーツトーナメントの主催者として、私たちは新しい人々にインスピレーションを与え、世界中でゲームとeスポーツの人気を高めようと決意しています。政府が業界に多額の投資を行っていることと合わせて、これはすべて、ますます強くなっていくこの分野にとって良い前兆です。」

今年のBLASTプレミアワールドファイナルは、AD Gamingがアブダビ文化観光省と統合されて以来、初めての開催となる。

AD Gamingのゲームおよびデジタル開発部門ディレクターであるジェームズ・ハート氏は次のように述べている。「BLASTプレミアワールドファイナルはCounter-Strikeシーズンの頂点に立つものであり、毎年誰もが楽しめるイベントになっています。従って、それが再びアブダビで開催されるのも至極当然の流れなのです」。

「AD Gamingでは、eスポーツを次のレベルに引き上げるために草の根で多くの取り組みを行っています。より多くのチームがここに移って来ており、地元および国際チーム、さらにはコミュニティレベルでの機会を創出しています。」