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OPECプラスの減産決定は純粋に経済的なものとサウジアラビアの大臣が発言

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12 Oct 2022 03:10:48 GMT9
12 Oct 2022 03:10:48 GMT9

アラブニュース

  • サウジアラビア外相であるファイサル王子は、今回の決定は全会一致であり、加盟国は「市場の安定を求め、生産者と消費者の利益を実現する」と述べた
  • ファイサル王子は「我々は、ウクライナ危機の当事国に、紛争を終わらせるための対話の推進を求めている」と述べた

リヤド:サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相は、日量200万バレルの石油カルテルの生産目標削減という先ごろのOPECプラスの決定は、純粋に経済的理由から行われたと、10月11日火曜日にニュースチャンネルのアル=アラビーヤで語った。

OPECプラスに加盟する産油国のエネルギー相たちは、先週の10月5日水曜日に開かれた会合で、来月から実施される削減措置に合意した。

「OPECプラスの決定は純粋に経済的なものであり、加盟国の全会一致で決定された」とファイサル王子は述べた。

「OPECプラス諸国は責任を持って行動し、適切な決定を下しました。

OPECプラス諸国は市場の安定を求め、生産者と消費者の利益を実現していきます」

また、サウジアラビアと米国は地域の安全保障を支える戦略的関係を享受していると同氏は付け加えた。

「サウジアラビアと米国の軍事協力は両国の利益にかなうものであり、地域の安定に寄与してきました」と同氏は述べた。

「私たちの米国との関係はサウジアラビアと米国の国交成立以来、制度的なものであります」

ロシアとウクライナの戦争に目を向けて、ファイサル王子は次のように語った。

「私たちは、ウクライナ危機の当事者を、紛争を終わらせるための対話へと後押しすることを目指しています」

より身近なところでは、「イエメンでの停戦延長の取り組みは継続中である」とし、「イエメン政府は国益を守るための取り組みにおいて、非常に柔軟で責任感の強い姿勢を示している」とも述べた。

イランとの交渉については、まだ具体的な結果は出ておらず、サウジアラビアは6回目の交渉に入ることを検討している、と同大臣は述べた。

サウジアラビアと中国の関係について、ファイサル王子は、第一に経済的な関係であり、この点を念頭に置き、両国は多くの共同プロジェクトを進行中であると述べた。

また、同大臣は、イラクが「現在イラクを苦しめている政治的混乱を克服する」ことへの期待を表明した。

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