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サウジアラビアの2022年第4四半期の実質GDPは5.4%成長:GASTAT

GASTATの報告書によると、サウジアラビアの2022年第4四半期の非石油活動は前年同期比6.2%増となった。(Shutterstock)
GASTATの報告書によると、サウジアラビアの2022年第4四半期の非石油活動は前年同期比6.2%増となった。(Shutterstock)
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01 Feb 2023 12:02:51 GMT9
01 Feb 2023 12:02:51 GMT9

ニルマル・ナラヤナン

リヤド:統計総局(GASTAT)が発表した最新の報告書によると、サウジアラビアの2022年第4四半期の実質国内総生産は、非石油活動の高い伸びにより、2021年の同時期と比べ5.4%成長した。

GASTATの報告書によると、サウジアラビアにおける非石油活動は2022年第4四半期に前年同期比6.2%増加し、石油活動は同期間に6.1%増加した。

報告書はさらに、昨年第4四半期の政府サービス活動が2021年の同四半期と比較して1.8%増加したと付け加えている。

2022年第3四半期と比較して、第4四半期のサウジアラビアの実質GDPは1.5%成長した。

GASTATの報告書は、このような前四半期比のGDPの増加は、非石油活動が1.7%、政府サービス活動が0.5%伸びたためだと指摘している。

ただし、石油活動の伸びは、前四半期に比べて2022年第4四半期には0.3%減少している。

GASTATの報告書によると、サウジアラビアの経済成長率は2021年に記録した3.2%と比較して、2022年には8.7%の成長となり、石油活動が15.4%増加したことが要因となっているという。

2022年には、非石油活動が5.4%、政府サービス活動が2.2%それぞれ増加した。

1 月初旬、ダボスで開かれた世界経済フォーラムで、国際通貨基金のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事は、世界経済にとって困難な時期にサウジアラビアは経済に明るい兆しをもたらしていると指摘 した。

「私たちは、サウジアラビアの高い成長率を、感謝して見ています…それはまた地域や世界経済のためにも必要だからです」とゲオルギエバ氏は述べている。

同氏はさらに、サウジアラビアが同国の「ビジョン2030」で示された目標に沿って前進していることに非常に感銘を受けていると指摘した。

「彼ら(サウジアラビア)は、経済の多様化のために、収入の増加を将来の成長のための投資環境づくりに非常に効果的に利用しています」と、ゲオルギエバ氏は付け加えた。

一方、IMFは『世界経済見通し』報告書の中で、2023年のサウジアラビアの経済成長率予測を2.6%に引き下げ、10月の予測値である3.7%から1.1%ポイント低下さ せている。

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