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サウジ財相、代表団と共に2023年IMF・世銀春季会合に出席

アル・ジャダーン大臣は、第2回G20財務相・中央銀行総裁会議にも参加する予定である。(提供写真)
アル・ジャダーン大臣は、第2回G20財務相・中央銀行総裁会議にも参加する予定である。(提供写真)
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11 Apr 2023 05:04:13 GMT9
11 Apr 2023 05:04:13 GMT9

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアのムハンマド・アル・ジャダーン財務大臣は、4月10日から16日にかけてワシントンDCで開催される国際通貨基金と世界銀行の2023年春季会合にサウジ代表団を率いて参加する。

アル・ジャダーン大臣は、第2回G20財務相・中央銀行総裁会議にも参加する予定である。

代表団にはアル・ジャダーン大臣の他にアイマン・アルサヤリ・サウジ中銀(SAMA)総裁、スルタン・アルマーシャド・サウジ開発基金(SFD)CEOが参加する。

サウジアラビアのアブドゥルムフセン・アルハラーフ・マクロ・財政財務/国際関係担当審議官、ルヤド・アルハレイフ国際情勢担当副大臣、タメール・アルジャレド・マクロ・財政政策担当副大臣も代表団のメンバーとして訪米する。代表団にはそれ以外にもSAMAやSFD、ザカート・税・税関庁(ZATCA)から専門家が参加する。

アル・ジャダーン大臣はIMF国際通貨金融委員会(IMFC)と世界銀行開発委員会(DC)の会合に参加する。

これらの合同委員会は、両機関の業務の進捗状況を総括し、問題点についてさらに議論を深めるためのものである。

IMFCは、グローバル経済における開発について議論し、その状況と今後の優先事項に関してIMFに指示を出すとともに、開発委員会の扱う問題も審議する。

一方、世界銀行DCは、開発に関連する問題への対応策を見いだすことに特化している。

第2回G20財務相・中央銀行総裁会議は、4月12日と13日にインドが議長国となって行われる。会議は、2月に開かれた第1回会議以降さらに顕著になった世界経済回復を阻むリスク要因に関して多くの問題に取り組み、それらの問題に適切に対処するための方策を議論する。

この会議ではさらに、国際金融システムの安定性、気候変動の緩和策、持続可能な開発など、世界経済に関連するその他の問題にも光が当てられるものと見られる。

会議の目的は、参加国間の政策調整を円滑化し、リスクを軽減して将来の金融危機を防ぐ金融規制を促進し、新たな国際金融の枠組みを創ることである。

IMF・世銀春季会合では、各国の中央銀行関係者、財務・開発担当大臣、議員、民間企業の幹部、市民社会団体の代表者が一堂に会して世界経済の見通し、貧困の根絶、経済発展、効果的な援助の在り方といったグローバルな問題を議論する。

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