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バフェット氏、日本のエネルギー商社を支援、コモディティ以外の分野に軸足

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは2020年、日本の5大商社の株式を大量に購入し、その後、保有株式を増やしている。(ロイター)
ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは2020年、日本の5大商社の株式を大量に購入し、その後、保有株式を増やしている。(ロイター)
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03 May 2023 01:05:22 GMT9
03 May 2023 01:05:22 GMT9

アラブニュースジャパン

アメリカの伝説的投資家ウォーレン・バフェット氏は先日の東京訪問時、日本を代表するエネルギーおよび原料複合企業の経営幹部と面会した。

東京都心にあるフォーシーズンズホテルのバフェット氏の高級スイートを訪れた国内有数のエリート企業幹部たちは、日本の商社がコモディティ以外の分野の展開を加速させるアイデアを熱心に語った。

バフェット氏の投資先として有名なコカ・コーラのグラスを片手に行われたこの面会で、幹部たちは日本経済における将来のビジョンを示す意気込みだったとブルームバーグが1日に報じた。

92歳の億万長者であるバフェット氏は、各社の提案に熱心に耳を傾け、各社の事業内容や経済見通し、将来計画について幹部たちに探りを入れた。バフェット氏がこれらの企業に関心を持つのは、多額の株式を保有していることによるところもある。

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは2020年、日本の5大商社の株式を大量に購入した。最新の報告書では、これらの企業に対する同社の出資比率は合計7.4%となっている。バフェット氏は先日の来日時、日本へのさらなる投資の意向を表明している。

三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅を含むこれらの企業への新たな支援は、日本の5大商社に対する重要な太鼓判であり、バフェット氏の長期投資戦略と日本の商社の可能性に対する自信を示し、世界的な舞台において日本の活躍が続くことを強調するものである。

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