
リヤド:ソフトバンクグループは、資産管理会社フォートレス・インベストメントをアブダビの政府系ファンド、ムバダラへ最大30億ドルで売却する協議の最終段階に入った。フィナンシャル・タイムズ(FT)の10日の報道。
報道では、関係者3人の話を引用するかたちで、協議は昨年から継続中で今月下旬にも決着が想定されるとしている。売却によってソフトバンクは負債を削減できる。
同社の孫正義CEOは昨年、売却協議を認めたが、評価額については明言を避けていた。
孫氏は計画を支持しており、自社が支払った額に近い価格を期待しているとFTは報じている。ソフトバンクは2017年に33億ドルでフォートレスを買収した。
ロイターはソフトバンク、フォートレス、ムバダラにコメントを求めたが、現時点で回答はない。
ロイター