リヤド:6月11日(日)にリヤドで、第10回アラブ·中国ビジネス会議の開会が、サウジアラビアのファイサル·ビン·ファルハーン外務大臣により宣言される予定だ。
ムハンマド·ビン·サルマン皇太子殿下の後援のもと開催されるこの2日間の会議は「繁栄のための協力」をテーマとして掲げており、その目的はアラブ諸国と中国に利益をもたらす経済、商業、投資の分野における戦略的協力関係を支援·促進することである。
会議は、サウジアラビア投資省がアラブ連盟事務総長、中国国際貿易促進委員会、アラブ会議所連合と共同で開催される。
主催者は、さまざまな産業における投資機会について検討する予定だとしている。協力の余地がある主な分野としては、技術、再生可能エネルギー、農業、不動産、鉱物、サプライチェーン、イノベーションなどが挙げられる。
また、アラブ諸国と中国が繁栄と持続可能な開発のために協力する方法について話し合う対話セッションや二国間会議も議題に含まれている。
サウジアラビアのハーリド·アル·ファーレフ投資大臣は、皇太子殿下の後援は、世界の各経済大国との戦略的パートナーシップを育む努力に対するサウジ首脳陣のコミットメントを反映していると述べている。
また、今年の会議について、23か国から3,000人以上の意思決定者、政府高官、投資家、企業経営者、専門家が参加する、過去最大の会議となる見通しを示している。
会議中の予定としては、8件のパネルディスカッション、18件のワークショップ、質の高いプロジェクトや最先端技術の紹介などが挙げられる。特に、北京のインフラ開発戦略である「一帯一路構想」の一環として、投資、経済、貿易の分野でアラブ·中国間のパートナーシップを強化することを目的としていると主催者は述べている。