
リヤド:サウジアラビアではロボット産業がかつてない成長を遂げており、同国で商業活動をするために登記を目指す技術系企業が増えている。
今月初めに発表された商業大臣の概要報告によると、サウジアラビアで登記されたロボット企業の数は2023年第2四半期には2,344社に達し、前年同期の1,537社から52%急増した。
同報告によれば、リヤドが1,387件でトップ、マッカが491件、東部州が269件、マディーナが76件、カシームが32件と続く。
AI商業登記
一方、サウジアラビアは人工知能ソリューションの提供で登記した企業数も2023年第2四半期には4,229社に達し、2022年同期の2,823社から49%増加。
同報告によれば、またリヤドが2,563件でトップ、マッカが843件、東部州が475件、マディーナが130件、カシームが62件と続く。
プライスウォーターハウスクーパースによると、サウジアラビアにおけるAI産業の経済貢献は2030年に1,352億ドル以上が見込まれており、これは同国国内総生産の12.4%に相当する。
2022年10月、AIコンサルタントであり、サウジアラビアを拠点とするロボット企業Inc Roboticsの共同設立者であるアフマド・バハルーム氏は、アラブニュースに対し、同国は産業界全体でロボット工学の導入を支援していると語った。ただ、業務を自動化する上での課題は依然として残っている。
当時バハルーム氏は次のように語った。「政府は今後5年以内に4,000の製造工場を自動化するといったイニシアチブを推進しており、昨年始まった本国の物流戦略では、NEOMやTHE LINEなどのスマートシティにおけるロボット工学やAIの活用が挙げられています」
彼はまた、ロボット工学が多くの分野でコストを大幅に削減し、人間の労働力をよりよい目的に活用できることを強調した。
さらに、バハルーム氏は次のように加えた。「ロボットを導入することで顧客体験を向上させ、ブランドを強化し、楽しい方法でブランドを紹介できるすばらしい瞬間を作り出すことができます」