


東京:森ビルは11月24日、東京に新たな大型複合施設「麻布台ヒルズ」をオープンする。8.1ヘクタールにおよぶ広大な敷地にオフィスやショップ、教育機関、医療サービスなど近代的な施設を展開し、新しい東京の中心になることを目指す。 東京のスカイラインを近代化した虎ノ門ヒルズや象徴的な六本木ヒルズなどの複合施設に麻布台ヒルズが続くこととなる。
台地区市街地再開発組合によって開発され、森ビルや日本郵便が参加した。敷地の約2.4ヘクタールが緑に覆われている。 森JPタワーには、人間ドックを実施する「慶應義塾大学予防医学センター」、50カ国以上約700人の生徒を教育する東京の「ブリティッシュ·スクール」などが入る。 森ビルの辻慎吾社長は、こうした発展が「東京が国際的な都市間競争に勝ち抜くための磁力になる」と語った。
森ビルによると、この施設は「都市の中の都市」であり、「ヒルズの未来形」だという。 商業地域は約2万3000平方メートル。テナントとしてエルメス、ディオール、セリーヌ、ブルガリ、カルティエ、ベルルッティ、ボッテガ·ヴェネタなどの高級ブランドのほか、約150店舗が入居予定。 麻布台ヒルズは、虎ノ門・麻布