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岸田首相、最低賃金引き上げ目標を設定

岸田首相は、政府は平均最低賃金を今年の時給1,004円から2030年代半ばまでに1,500円(10.29ドル)に引き上げることを目指すと述べた。(AFP)
岸田首相は、政府は平均最低賃金を今年の時給1,004円から2030年代半ばまでに1,500円(10.29ドル)に引き上げることを目指すと述べた。(AFP)
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31 Aug 2023 07:08:11 GMT9
31 Aug 2023 07:08:11 GMT9

東京:岸田文雄首相は31日、日本の平均最低賃金を今後約10年間で現在の水準から50%近く引き上げる目標を設定し、消費主導の景気回復を目指す姿勢を強調した。

岸田首相は、政府は平均最低賃金を今年の時給1,004円から2030年代半ばまでに1,500円(10.29ドル)に引き上げることを目指すと述べた。

生活費の高騰が家計に打撃を与えていることと岸田首相の支持率を受けて、政権は企業に賃上げを促す取り組みを強化している。

日銀が超金融緩和政策をどれだけ早期に打ち切るかは、賃金見通しも鍵となる。

日銀の植田和男総裁は、物価上昇が持続的な力強い賃金上昇を伴うまで超低金利を維持する決意を強調している。

最低賃金は政府が定めるが、毎年春に行われる賃金交渉では、企業の経営陣と労働組合が給与をめぐって直接交渉する。

 (1ドル=145.8400円)

ロイター

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