ナディン・ハッサン

リヤド：サウジアラビアのゲーム産業は、国民の関心と熱意に後押しされて力強い成長を遂げていると、eスポーツ関連の世界屈指のベンチャーキャピタルのトップが語った。

リヤドで開催された「ネクスト・ワールド・フォーラム」に合わせてインタビューに応じたグリフィン・ゲーミング・パートナーズのマネージング・ディレクターであるピーター・レヴィン氏は、サウジアラビアでは30歳未満の人口の70%が消費者としてゲーム市場を熱心に支えていると述べた。

10億ドル以上を運用するゲーム関連のベンチャーキャピタルを率いるレヴィン氏は、アラブニュースとのインタビューで、eスポーツ（競技ゲーム）の急成長を指摘した。

「この地域では、この分野への投資だけでなく、サウジアラビアやこの地域で企業を立ち上げようとするチームに対する意欲が非常に高まっています」とレヴィン氏は述べた。

レヴィン氏は、グリフィン・ゲーミング・パートナーズがこの地域の数多くの新興企業や企業と関わっていることを強調し、インタラクティブ・ソフトウェア分野におけるイニシアチブを支援し、引き受けるというコミットメントを改めて表明した。

同社は、人口動態と消費動向に支えられた大きな成長の可能性があると見ている。

「中東、北アフリカ、アフリカ、インド亜大陸に注目してみましょう。これらの地域は、さまざまな理由で成長する主要市場です。これらの地域における人口動態、消費パターン、モバイルゲームの爆発的な普及などがその理由に挙げられます」とレヴィン氏はアラブニュースに語った。

「従って、私たちはそこに適切に資源を投入し続けたいと考えています」と続けた。

レヴィン氏は、市場ダイナミクスを注意深く監視し、ゲーム業界の現状について常に情報を得る必要性を強調した。

レヴィン氏は、大学のチームや学生から、人気のプラットフォームに至るまで、エコシステムを理解し、新たなゲームプロジェクトへの投資機会を見極め、洞察を得るための積極的なアプローチを提唱した。

さらに、レヴィン氏は、グリフィン・ゲーミング・パートナーズがサウジアラビア国内で積極的に投資機会を模索していることを明らかにし、この産業の成長軌道に対する同社の信念を強調した。

また、コンテンツ、ゲーム、没入型体験に対する需要が急速に高まっているとし、成長予測を強調した。

「この地域には未開拓で活用されていないものがたくさんあり、現在31億人である世界の消費者としてのゲーマー数は、今後十数年で50億人近くまで急増すると感じています」とレヴィン氏は締めくくった。