アブダビ:アブダビ国際石油展示会·会議(ADIPEC)が10月2日に開幕し、日本企業がその活動を中東にアピールする機会を得た。
初日、日本のパビリオンは岩田和親(いわた かずちか)経済産業副大臣を迎えた。
アラブ首長国連邦アブダビ国営石油会社(ADNOC)が主催するADIPECの中で、日本企業のパビリオンでは、独立行政法人エネルギー·金属鉱物資源機構(JOGMEC)、ジャパン石油開発株式会社(INPEX/JODCO)、ENEOS(エネオス)などが参加した。各企業は日本、中東、世界各地のプロジェクトを紹介した。
他の日本企業として、株式会社Eプラス、炎重工株式会社、三井物産株式会社なども出展している。
株式会社INPEXの松岡大成氏は、日本企業がアブダビの油田開発・生産に携わって50周年になると語った。それに伴いブースでは来場者に記念品が配られた。
「私たちは中東、特にアブダビで水素とアンモニアのプロジェクトに取り組んでおり、これは他の地域にも拡大する可能性があります」と、彼はアラブニュース·ジャパンに語った。
日本企業は、ドバイで開催されるCOP28(国連気候変動枠組条約第28回締約国会議)に合わせて、持続可能なプロジェクトやそれぞれの使命を発表した。
ADIPECは、低炭素で高成長を遂げる未来のエネルギーについて、企業がどのように足並みをそろえていくのかを議論する場を提供した。
この展示会では、16のホールと30の国別パビリオンに、2200社のグローバル企業が出展した。
展示会の最終日となる10月5日、この地域最大の石油·ガス展示会は幕を閉じた。