東京:東京競馬場で行われたサウジアラビアロイヤルカップで土曜日、松山弘平騎手騎乗のゴンバデカーブースが重賞初制覇を飾った。
ボンドガール(川田将雅騎手)は2着、シュトラウス(クリストフ・ルメール騎手)が後に続いた。
G3・2歳馬9頭立て、第11レースで芝1600メートルを走った。
ゴンバデカーブースは伝説の競走馬ディープインパクトの血を引き、6月に同コース、同距離を勝ち抜いて2度目のレースだった。
サウジアラビア・ジョッキークラブCEOのジアド・サアド・アルモグレン氏は、サウジと日本とのレースパートナーシップを称賛した。
「今年のサウジロイヤルカップ開催は私たちを再び団結させる」と彼は語った。「王国の競馬クラブの私たちは、東京競馬場で毎年開催できることを誇りに思っている。あらゆる分野における両国の協力の深さと関係の深さを反映していることは間違いない」
「20年以上にわたるスポーツパートナーシップは、ロイヤルカップ授賞式への出席によって強調されている。同様に、レースシーズンの一環として、毎年サウジでジャパンカップを開催、湾岸諸国から参加者を集めていることも誇りに思っている」
「駐日サウジアラビア大使閣下と、このカップに関連するすべてをフォローアップして下さったことに感謝したい。2024年2月9日に開催予定のジャパンカップ当日は、リヤドの競馬場でお会いしたい」
日本中央競馬会(JRA)の石丸睦樹・国際部長はアラブニュース・ジャパンに対し、「サウジロイヤルカップはクラシックレース昇格への道を歩んでいる」とした上で、「日本は今後も支援を続け、このような大会を通じてサウジとの友好関係を続けていきたい」と語った。
またJRA東京競馬場の秋谷光昭場長は、「競馬外交」による両国の親善に言及した。
JRA関係者によると、約1万人がレースに参加した。競馬場で駐日サウジ大使館によるレセプションを催され、JRA幹部や外務省関係者などが出席した。