

26日開幕した「ジャパンモビリティショー」で、マツダの異色の展示が話題を呼んでいる。各社が電気自動車(EV)を前面に打ち出す中、独自技術のロータリーエンジンを発電機に転用したプラグインハイブリッド車(PHV)の小型スポーツカー試作車を初公開。他にも代名詞とも言える「ロードスター」の新旧車種など徹底してスポーツカーにこだわり、EVの展示はない。
マツダが公開した「マツダアイコニック エスピー」は、コンパクトで高出力なロータリーの特色を発電に生かし、車を走らせる電気を供給。
#ジャパンモビリティショー 現地レポート🚗
— マツダ株式会社 (@Mazda_PR) October 25, 2023
にお付き合いいただきありがとうございました!
本日行われたプレスカンファレンスやブースの様子について、MAZDA BLOGで動画とともに速報をお届けしています。
ぜひこちらからご覧ください🔽https://t.co/fG5yh0tmUC https://t.co/jTrgcC6kFP pic.twitter.com/0TMRZqYSPc
毛籠勝弘社長は「ロータリーエンジンとバッテリーで構成する新しい時代のコンパクトスポーツカーが消費者にとり、わくわくするものか問い掛けたい」と意図を明かす。電動化が進む中でも「走り」を重視した試作車の量産化に自信を示す。
スポーツカーでは、ホンダも往年の人気スポーツカー、「プレリュード」のハイブリッド(HV)試作車を披露した。プレリュードは2001年に販売を終了したガソリン車。2ドアのHVとして復活させ、20年代半ばに発売する予定だ。
プレリュードを訳すと「前奏曲・先駆け」を意味する。三部敏宏社長は「本格的な電動化時代へ、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなる」と話した。
時事通信