ローマ: 4度のグランドスラム・チャンピオンに輝いた大坂なおみのローマ・オープンでの復帰戦は、6-2, 6-3で第7シードの鄭琴文に敗れ、ベスト16で幕を閉じた。
日本の大坂は、第一子の出産のためにツアーを中断した後、3年ぶりにフォロ・イタリコでプレーしていた。
今シーズン、大坂はドーハで準々決勝まで勝ち進んだが、イタリアの首都でそれを再現することはできなかった。
しかし、クレーコートでタイトルを獲得したことはないが、木曜日の2回戦でマルタ・コスティユクと対戦し、初めてクレーコートでランキング20位以内の選手を破った大坂にとっては、ポジティブな大会となった。
中国の鄭は1時間24分で大坂を破り、パウラ・バドサか第3シードのココ・ガウフとのベスト8進出を決めた。
また、全豪オープン・チャンピオンのアリナ・サバレンカは、昨年の全仏オープンでの握手騒動以来、初めてエリナ・スビトリーナと対戦する。
世界No.1のスウィアテックはまだ1セットも落としておらず、準々決勝ではノーシードのドイツ人ケルバーを破る可能性が高いと見られている。
全仏オープンで3度優勝しているスウィアテックは、マドリッドでのスリリングな勝利の後、ローマに到着し、インディアンウェルズとドーハでも優勝し、今シーズン3度目のWTA1000タイトルを獲得している。
ベラルーシの第2シード、サバレンカは、2023年のローラン・ギャロス準々決勝の後、ウクライナのスビトリーナから、ロシアとウクライナの戦争をめぐる緊張を煽っていると非難された。
サバレンカはスビトリーナを破った後、ネット際で握手を求めたが、スビトリーナはすでに握手を求めるつもりはないと主張していた。
AFP