
ドバイ:テニスの四大大会通算4勝を誇る大坂なおみ選手が、現ドバイ王者のバルボラ・クレチコバ選手とともに、今年のドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権を欠場することとなった。
主催者は公式声明を発表し、「残念ながら、バルボラ・クレチコバ選手と大坂なおみ選手が、今年の大会を棄権することとなりました。両選手に対して2024シーズンの幸運を祈り、近い将来、ドバイに戻られることを楽しみにしています」と語った。
大坂選手は今大会の欠場について、「今季のドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権を欠場しなければならず本当に残念です」と話し、「これまでドバイでプレーをするのが大好きでしたので、主催者の皆様には、2024年の大会が成功することを願っております」とした。
クレチコバ選手も、背中に問題を抱えているため、今大会を見送ることになる。
同選手は、「ドバイ大会の欠場を発表するのは重苦しい気分です」と語り、「この決断は、特に楽しい思い出や再出場への期待を考えると楽ではありませんでした。ですが、背中のケガには治療時間がもっと必要です。ただ、来年はさらに強くなって戻ってくることを約束します」と締めくくった。
ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権は、ドバイ・デューティー・フリー社がスポンサーおよび主催者となり、アラブ首長国連邦の副大統領兼首相でドバイの首長も務めるシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム氏の後援の下で開催されている。