東京:浅草の金龍山浅草寺では、金箔をまとった18メートルの長さの金色の龍が寺の通路を練り歩き寺の起源を祝った。
仏教の伝説によると、628年3月18日に、日野熊兄弟が隅田川で釣りをしている間に、観音菩薩の小さな像を発見した。
観音菩薩は仏教徒にとって、慈悲と慈愛の女神である。
日野熊兄弟はその遺物をすくいあげ、645年に彼らの主君が寺を建立した。その寺は、像が祀られていた小さな神社の隣に建てられ、こうして浅草寺は東京で最も古い寺の1つになった。
巡礼者たちはまた、すくいあげられた像を象徴する2人の兄弟が使用した2本の漁網も運んだ。観音菩薩の地上の顕現であると言われる金色のうろこがある龍が空から現れたという伝説がある。
月曜日、 三味線と笛を演奏する芸者衆の伴奏で龍が練り歩き、寺院で龍踊りが始まる前には、囃子方が仏教の歌を歌った。
金龍祭は、1945年3月10日の米国軍による大規模な焼夷弾攻撃で寺が焼失した後、再建され、1958年から始まった。