ドバイ：ドバイ風ベーカリー＆カフェのヤマノテスタイルは、最近UAEに新たに2店舗をオープンし、同国内のカフェとレストランは合計11店舗となった。

2013年に開業してから間もない、地元で立ち上げられたこのブランドは、パンや焼き菓子と優雅なカフェ文化を通じて、日本とフランスの味・文化・調理技術を届けるブランドとして始まった。

ドバイにオープンした店舗は、7年前にUAEで初めての日本風ベーカリーを開業したこのブランドのフラッグシップ・レストランとなる。席数が８０席あり、それだけでなく、このブランドのセントラルキッチンもこの店舗にあり、ここで全てのホームデリバリーとケータリングサービスを行う。

パンが焼きあがるのは１日４回で（全て日本の材料を使用）、休みなく稼働し、厨房には20人のシェフがいて、日本人の総料理長シゲ氏が全てを監督する。

ラアス・アル＝ハイマにオープンしたもう1つの店舗は、UAEでブランドの地位を確立したことで高まってきた需要にこたえたもので、地元に住む人々のためのベーカリーとレストランとなる。

日本産への信頼感に注力し、ヤマノテアトリエで焼き上げられる全ての商品は、日本国内のパートナー企業から専用に輸入している日本の小麦粉を使って作られている。厨房内にも、自動オーブン、生地ミキサー、発酵マシンといった8台の日本製の機械があり、全てにおいて経験豊富なパン職人の熟練の手によって作業が行われる。4つの主要レストランで1週間に3500以上の焼き上げが行われる。

ふんわりとしたJapanese Bureddos（日本風パン）などのヤマノテアトリエの自慢のパンは、様々な種類の日本の小麦粉を使い、日本のパンの特徴であるやわらかくふんわりとした仕上がりを実現している。ヌテラ入りのキティや、トトロ、パンダロータスパンなどのキャラクターパン、アンパンやチーズタルトといった有名な美味のほかに、定番人気の焼き菓子にはスフレチーズケーキ、ロールケーキ、シフォンケーキといった商品がある。

シェフ達はパリ風のクロワッサンに日本テイストを組み合わせた、ローズ・抹茶・小豆などのクロワッサンも作り、それだけでなくタルト生地にチョコレート、抹茶、塩キャラメルを詰めた日本流の菓子も作っている。

ベーカリーだけでなく、ドバイの店舗Al Ferdousは朝食・ランチ・ディナーも提供しており、サンドウィッチや照り焼きステーキや日本流のツナ＆エッグサンドウィッチの他に、サーモンの刺身、カニとアボカドと日本産キノコとルッコラのサラダといったメニューがある。