
ドバイ:ドバイ中央研究所はレジオネラ属菌を検出する人工知能技術を開発した。
このシステムは、様々な急性呼吸器感染症の原因となるレジオネラ菌の生きたコロニーをピンポイントで検出するもので、菌数の定量化において99%の精度で検査結果を提供するという。
この技術はまた、検査消耗品への依存を減らすことで作業プロセスを合理化し、検査完了までの時間を短縮する。
「レジオネラ肺菌を検出するこの画期的な方法は、欧州水質検査ネットワークによって世界的に認定された最新のもののひとつです。また、AOACインターナショナルからも認定を受けています」と、ドバイ中央研究所部長のヒンド・マフムード・アーメド氏は語った。
「この技術は非常に正確で、結果が出るのも早く、従来の方法では14日必要だったのに対し、通常は48時間で結果が出ます」
ドバイで販売される様々な商品の安全性を確保するため、研究所は毎年10万件以上の検査を行っている。