
東京:40歳で現役を引退した元日本代表の長谷部誠は、ヨーロッパのトップリーグでコーチを務める最初の日本人になりたいと金曜日に語った。
ドイツ・ブンデスリーガで17シーズンプレーした長谷部は、先週末のアイントラハト・フランクフルトの最終戦で交代出場し、現役生活に終止符を打った。
長谷部のブンデスリーガでの出場試合数は、ポーランドのロベルト・レヴァンドフスキと並び、外国人選手ではペルーのクラウディオ・ピサロに次ぐ384試合目となった。
日本代表のキャプテンとして3度のワールドカップに出場し、114キャップを獲得したDFの長谷部は、フランクフルトに残り、ユースレベルのコーチとして働く予定だ。
長谷部は東京で記者団に対し、コーチとしての資格を取得した後、フランクフルトでより上級の役職に就く予定だと語った。
「私の主な仕事は、21歳以下のセカンドチームを指導することです」
「最終的な目標は、(フランクフルトの)トップチームの監督になることです」
ヨーロッパのトップリーグでチームを率いた日本人監督はいない。
長谷部は今シーズンのブンデスリーガで最年長であり、ヴェルダー・ブレーメンのオーレ・ヴェルナー監督よりも4歳以上年上である。
彼は「年齢はあまり気にしていない」と言い、ブンデスリーガの監督たちが彼らのやり方を観察するために、自分をクラブに招待してくれたことを明かした。
長谷部は、尊敬するコーチとしてバイヤー・レバークーゼンのシャビ・アロンソを挙げた。
「将来、日本にいるかドイツにいるかはわかりませんが、高いレベルでコーチをする人になりたいです」
長谷部は浦和レッズでJリーグとアジア・チャンピオンズリーグを制した後、2008年にヴォルフスブルクに移籍し、ドイツでの最初のシーズンでブンデスリーガを制した。
その後、ニュルンベルクを経て、2014年にフランクフルトに移籍し、ドイツカップとヨーロッパリーグを制覇した。
長谷部は日本代表として2011年のアジアカップを制した。
AFP