
東京:オリンピックの体操総合チャンピオンの橋本 大輝は、先月指を負傷したが、パリでの防衛戦には万全の状態で臨めると信じていると金曜日に語った。
2度の世界チャンピオンに輝いた橋本は、来月の大会に向けた最後の練習中に右手中指の靭帯を損傷した。
橋本は日本のナショナルトレーニングセンターで、2週間前に練習を再開し、体調は60%だと語った。
22歳の彼は、日本の伝説的な体操選手である内村航平と並ぶ2度目の総合優勝を目指すパリ五輪までに完全回復すると確信している。
「でも、指の状態はまだ100%ではないので、油断はできません」
「それに加えて、久しぶりの練習で疲労も感じています。来週はそれを乗り越えて、再来週の合宿でいい練習ができるといいですね」と語った。
橋本は、パンデミックで延期された2021年の東京オリンピックで、中国のシャオ・ルオテンとロシアのニキータ・ナゴルニイを抑えて金メダルを獲得した。
これにより、彼はオリンピック史上最年少の19歳で、男子総合優勝者となった。
橋本はまた、優勝したロシアに次いで銀メダルを獲得した日本チームの一員でもある。
昨年ベルギーで開催された世界選手権で日本は団体優勝を果たしており、橋本はパリ大会に向けて順調に仕上がっていると語った。
「今日の練習では、コーチから与えられた課題に取り組むことができました。個人としても、チームとしても、あと1ヶ月というところで、本当にいい練習ができたと思います」
AFP