アブダビ : 日本の国際協力センター(JICE)は8月14日、日本企業で夏季インターンシップを終えたUAEの学生を祝い、その経験を共有するイベントをアブダビで開催した。
このイベントには、在UAE日本大使館の館員、アブダビ国営石油会社(ADNOC)、コマツ中東FZEや横河UAEインダストリー、Sole Proprietorship L.L.C.などの日本企業、および受入機関の代表が出席し、学生たちの功績とUAEの戦略部門への貢献の可能性を称えた。
カリファ科学技術大学のADNOC奨学生であるモザ・アルザビさんは、横河UAEインダストリーでの充実した経験を紹介し、産業システム工学の研究の実践的な応用を強調した。「このインターンシップは、私の学問的な知識と産業界での実践的な応用の架け橋となり、私たちの未来を形作る技術を直接垣間見ることができました」と彼女は述べた。
また、カリファ科学技術大学の機械工学科4年生のアーメド・バサヘルさんは、荏原製作所初の国際インターンとして表彰された荏原製作所での変革的な経験を語った。「このインターンシップは、日本を代表する企業の技術的・文化的側面について深い洞察力を与えてくれる素晴らしい経験でした」と彼は述べた。
JICEの金森篤也マネージングディレクターは、アラブニュース・ジャパンの独占インタビューに応じ、このイベントについて次のように語った: 「このプログラムを通じて、UAEの優秀な学生たちが技術力と異文化理解力を高めてくれることを誇りに思います。彼らの新たな知識がUAEの発展に大きく貢献することを期待し、両国の絆を深める努力を続けていきたいと思います。
日本の経済産業省の後援・委託を受けたJICEは、2012年よりUAEの大学生を対象に、日本企業や大学でのインターンシッププログラムを提供している。
8週間のインターンシップ・プログラムは、参加者に日本の最先端技術企業での就業体験や研究機会を提供するだけでなく、日本社会と企業環境の両方に文化的に浸る機会を提供してきました。