

東京:「甲子園」として知られる日本の有名な高校野球の大会で、初めて朝鮮民族社会とつながりのあるチームが優勝した。
金曜日に京都国際高校が関東第一高校を2対1で破り、優勝した。
年2回、春と夏に開催されるこの大会は、日本で最も注目されているスポーツイベントのひとつである。
大会は西宮市の阪神甲子園球場で行われる。
双方野球文化が根強くありながら、歴史的な隔たりがある両国である。
この結果は、アジアの隣国である両国の関係改善に注目を集めるだろう。しかし、それはまた、日本が朝鮮半島を残酷に植民地化し、1945年に第二次世界大戦で日本が敗北したことで終結した、両国間の苦い過去を浮き彫りにするものでもある。
韓国の住民団体は声明で、この勝利は「在日コリアンすべての心をひとつにし、韓国と日本の架け橋となった」と述べた。
在日本大韓民国民団(民団)の声明は、この試合が韓国の尹錫烈(ユン・ソクヨル)大統領にも注目されたと指摘している。
京都国際高校は1947年、日本の植民地支配下(1910-1945年)に強制労働者として日本に強制移住させられた在日コリアンのために設立された。
同校は現在、日韓両国の教育当局に認められている。生徒の約4分の1は韓国系である。
京都国際は2021年にも準決勝に進出している。
AP