東京:グランドスラムで4度の優勝を果たしている大坂なおみは、北京のチャイナ・オープンを途中棄権した怪我のため、来週の地元開催のジャパン・オープンを欠場すると月曜日に発表した。
日本テニス協会は「怪我のため、大坂なおみは出場しない」と、10月14日から20日まで大阪で開催されるWTA250大会について声明で発表した。
26歳の元世界ランキング1位は、先週の北京でのチャイナ・オープンで3勝を挙げ、調子が良いように見えた。
しかし、ベスト16の試合で、のちに優勝したココ・ガフと対戦した際、大坂は背中の痛みのため、第2セットの終わりに棄権した。
「だから、さっきの練習中に背中をロックしてしまって、正直、プレーできるかどうかさえ分からなかったけど、とにかくやってみたかった」と、彼女はソーシャルメディアで語った。
「残念ながら、試合中はどんどん悪化していった」
大坂が母国でWTAツアーに出場したのは、2年前の東京でのパン・パシフィック・オープンが最後だった。
1回戦の相手、ダリア・サヴィルが棄権したため、大坂は1ゲームもプレーせずに初戦を勝利で飾った。
その後、大坂は2回戦の試合前に腹痛を訴え、棄権した。
2023年7月に娘のシャイを出産するために休養する前の最後の大会だった。
大坂は今年1月にツアーに復帰したが、2018年から2021年の間に全豪オープンと全米オープンで2度優勝した時の調子を取り戻すのに苦戦している。
AFP